消化器内科このページを印刷する - 消化器内科

概要

地域住民の皆様の消化器がんの早期発見・治療のため積極的に内視鏡検査を行っております。
早期胃がん・早期大腸がんはお腹を切らずに内視鏡的に治療が可能です。
また、消化器がんの化学療法・放射線療法も行っております。

外来診療

消化器外来
月曜から金曜日 午前11時まで受付
胃内視鏡検査
月曜から金曜日
腹部超音波検査
月曜から金曜日
大腸内視鏡検査
月曜から金曜日 外来で予約

検査の受け方

胃内視鏡検査、腹部超音波検査を希望の患者様は朝絶食で当日9時30分までに消化器外来を受診してください。
検査当日はお茶や水など透明の液体は飲んでもかまいません。
血圧などの薬は検査当日もはやめに服用してください。
抗血小板薬(血液をさらさらにする薬)を服用している場合はご相談ください。

病棟診療

専門医以上を中心に担当医師となり診療を行っています。さらに学生や臨床研修医についても指導を行っています。

内視鏡

最新型電子内視鏡システムを導入し、質の高い医療を目指しています。
苦痛の少ない経鼻内視鏡や苦痛を和らげる沈静も希望により行っています。
上部消化管や大腸内視鏡は内視鏡室で行い、胆膵内視鏡は放射線室で行います。

上部消化管内視鏡検査・治療

胃の痛み、胃のもたれ、胸やけ、黒色便などの症状のある方や、ピロリ菌感染症(診断を含め)、胃潰瘍や食道炎の既往のある患者様の検査です。
胃がんの内視鏡検診や胃のバリウム検査後の精密検査、食道がん・胃がんの内視鏡的切除、胃十二指腸潰瘍・食道静脈瘤などによる緊急の消化管出血の治療を行っています。

早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行っています。
ハイビジョンや画像強調機能による拡大観察により、癌の質的診断や範囲診断がより正確となり、より確実ながんの治療が可能になりました。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)とは

(下図参照↓)お腹を切らずに早期がんを内視鏡で切除します。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

経鼻内視鏡検査

嘔吐反射の強い患者様は鼻からの胃内視鏡検査が可能です。
細い内視鏡を鼻から挿入するため嘔吐反射などの苦痛が軽減されます。
ただし、精密検査や治療には口からの内視鏡が必要です。

経鼻内視鏡検査

大腸内視鏡検査・治療

便通異常や便に血が混じる、健診で便潜血陽性を指摘された患者様の精密検査です。
前日夜および当日下剤を服用し、肛門から内視鏡を挿入し大腸の病気を調べます。上部消化管と同様に拡大観察も行います。
大腸腫瘍に対するポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術を施行しています。
希望者には鎮痛剤・鎮静剤を使用し、苦痛の少ない内視鏡検査を目指しています。

胆膵内視鏡検査・治療

胆石や腫瘍により体が黄色くなったり(黄疸)、痛みや発熱を伴う患者様の検査・治療です。
総胆管結石に対する内視鏡的乳頭切開術・砕石術、悪性胆道狭窄に対するステント留置術などを行っています。

炎症性腸疾患

クローン病、潰瘍性大腸炎などの疾患に対する治療を行っています。 免疫抑制剤、ステロイド、レミケードなどの生物学的製剤による治療や白血球除去療法などを行っています。

肝疾患

肝機能障害のある患者さんの診断および治療を行っています。
血液検査や画像検査に加え、肝臓の一部を採取して病理組織診断を行う肝生検などの検査、B型肝炎やC型肝炎に対する抗ウイルス療法、その他の薬物療法などを行っています。

その他の治療

悪性消化管狭窄に対する消化管ステント留置術、腸閉塞に対するチューブ挿入術、肝などの膿瘍病変や嚢胞性病変に対するドレナージ術などを行っています。

常勤医師紹介

林 広茂
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
池田 敬洋
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
高橋 早代
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
矢野 庄悟
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医