院長あいさつ
独立行政法人
国立病院機構高知病院
院長 先山 正二
また、当院は高知県災害拠点病院、高知DMAT指定病院としての役割を担っております。とりわけ南海トラフ地震を具体的な想定災害として高知県、高知市と連携し発災時に備えた準備を進めていますが、当院が果たすべき災害医療体制のより一層の充実を図ってゆきます。
少子高齢化、疾病構成の変化、医療経済的・地域的要因などにより、今後、地域医療を担う医療機関には、地域の限られた医療資源の効率的有効活用がこれまで以上に求められますが、当院も地域の医療機関とさらなる連携を建設的に進めて行きたいと思います。
臨床現場での医療提供には、労働集約的働き方が基本的には必要ですが、これまで当院が提供してきた医療の質と量を担保しつつ、時代に即した働き方改革を着実に進めて行きます。
これからも、患者さんに優しい、職員に優しい、環境に優しい病院をモットーとして、皆様の声に常に耳を傾けながら、職員一同が協力して知恵を絞り、汗をかいて当院としての本分を果たして行く所存ですので何卒よろしくお願い申し上げます。
令和5年5月8日
独立行政法人 国立病院機構高知病院 院長 先山正二